富山でホタルイカはなぜ有名?2022解禁時期や観光・お土産まとめ

今回は、富山といえば、の「ホタルイカ」に焦点を当てていきたいと思います。

なぜ、富山県でホタルイカが有名なのでしょうか?

他の県では取れないのでしょうか?

富山のホタルイカがなぜ有名なのか? 観光やお土産に至るまで、ホタルイカ特集をしていきたいと思います。

富山でホタルイカはなぜ有名なの?

バケツの中のホタルイカ

実は、ホタルイカは、富山県以外でも取れますが、なぜ富山県でホタルイカが有名なんでしょうか?

結論から言うと富山湾の奇跡の地形にあります。

まず、ホタルイカは傷みやすく、鮮度を保つのが難しいと言われていますが

他の海に比べ、海岸から近めの距離で急に深くなる富山湾独特の地形により、以下の利点があります。

・生息場所と産卵が近いので漁場から漁港までも近く、新鮮で傷みが少ない個体が取れる。

・通常ホタルイカは地引網が一般的とのことですが、定置網で漁獲できる有利な立地のため、これも傷みも少なく捕獲できる理由

ということで、富山湾の自然の恵み、さまざまな奇跡が重なって富山県でホタルイカが有名になったわけですね!

ちなみに、ホタルイカの生息場所はかなり深い場所にあり、とても冷たい水の中に住んでいるので、ホタルイカの飼育にはとても冷たい水が使われているそうです。

しかし、まだまだホタルイカの生態は謎が多く、解明されていないことも多いようです。

その生態の一つに、「ホタルイカの身投げ」があります。

ホタルイカの身投げとは?

ホタルイカ身投げphoto by photolibrary

新月の前後2~3日間、産卵後ホタルイカが力つき、月の光を見失って浅瀬に打ち上げられ一斉に発光する現象を地元では「身投げ」と呼んでいます。

大量発生した身投げは海岸にぼんやりした光りが大量に散りばめられ、非現実的な幻想な光景を体験できます。

とても幻想的です。蜃気楼と並び、富山で是非みておきたい景色です。

大量のものは地元の方でも滅多にみる事のできないかなりレアな体験です。

地元の方
ホタルイカは天候と気温の条件が合致しないと出てくれないので、予定を組んでいてもフイになることも多々あるんだよ。

ホタルイカ、2022年解禁時期はいつ?

海1

漁師さんたちの間では富山県では毎年3月1日にホタルイカ漁が解禁されているようです。

一般の人は特に解禁日などはなく、海岸にいたら解禁ですw

一般的なホタルイカの時期は、3月〜5月ぐらい、と言われています。

その時期に夜、海岸に行くと、運が良ければ「身投げ」の場面に出くわし大量のホタルイカが海に打ち上げられていることでしょう。

ちなみにこの打ち上がったホタルイカを新鮮だから、といってそのまま食べようとする人もいるようですが、やめた方がいいです。

寄生虫などがいることもあります。

あと、地元の人はこんなことも言っています。

砂浜にたくさんいるからといって砂浜にいるのを採って帰ってはいけません。砂浜にあがって採れたものは「砂を噛む」といって砂が体内に入っていてとても食べれたものではありません。採るなら海に入ってすくわないとだめですよ〜。

 

産卵後で弱っているので、釣り用の網などですくって簡単に取ることができます。

大量にいることはかなりレアで、絶対いると言うことではないのでそこはご注意ください。

旅行で行く方はそのタイミングでたくさん見れたらラッキーですね!

いつ・どこで身投げは見やすい?

じゃあいつ・どこでよく見ることができるのでしょうか?

地元の詳しい方々に話を伺ってみました!

地元の声
採れる時期は2月下旬~5確率が月上旬となっていますが、私の経験上では3月末あたりまでは採れる確率が高いですが、4月以降はかなり確率がさがると思います。
場所は富山県富山市にある四方漁港が一番人気があり、定番スポットです。
時間帯は深夜0時~3時頃が経験上よく採れました。

地元の声
4月から5月にかけて採れます。滑川が有名ですが富山市水橋(滑川の隣町)でも採れます。時間は深夜から明け方暗いうちです。漁以外ではホタルイカが来る日を当てることが難しいですが、温かない日が続き微風南風の吹く春の穏やかな温かな深夜に出ることが多いです。

地元の声
春の3月から5月に富山県の沿岸に接岸します。滑川市の沿岸が有名ポイントですが、波に乗って新潟県の糸魚川の辺りでも見られる場合があります。暗い時間によく確認することができますが、一番のおすすめは新月で月が出ていない闇の夜の日です。

地元の声
5月くらいの生暖かく湿度の高い夜。不快指数は高めの晩によく出る。場所は、穴場として四方(よかた)。それも砂浜。産卵が終わって砂浜に打ち上げられたホタルイカが波打ち際を真っ青にするくらい大量に出ることがある。沖に出て見るよりも打ち上げられたもののほうが幻想的に見える。ただ、夜が明けてしまうと青い光は見えなくなってしまうので注意。

お話をまとめると、富山県の海全体的に見られるようですが、やはり名所は「滑川」のようです。

時期は、3月〜5月ぐらい。中でも可能性が高いのは3〜4月が熱い模様ですね!

時間帯は23時~3時くらいがホタルイカがたくさん発生しやすいようです。

ホタルイカの観光まとめ

というわけで、意外とレアで、富山行ってももしかしたらホタルイカ見れずに帰ってしまうのではないか?と思われたあなた!

ご安心ください。

以下に紹介するところであれば、時期さえ間違わなければ、ホタルイカや発光シーンをを必ず見ることができますよ!

ホタルイカミュージアム

ホタルイカミュージアム

富山県滑川市の海沿いにあるホタルイカミュージアムは観光スポットとして外せません。
シーズン中(3月20日~5月下旬)に行くと、生きているホタルイカを見ることができ、ホタルイカの発光ライブショーがあり幻想的なホタルイカの発光を見ることができます。

注:シーズン以外の時期にも営業はしていますが、生きているホタルイカや発光ショーは見られないのでご注意ください。

ホタルイカ掴んでる

地元の声
ホタルイカミュージアムではシーズン中(3月20日~5月下旬)は、活きたほたるいかに触ることもできます。
ホタルイカを手のひらに乗せると、手を囓られるのでチクチクと痛いんですよw

開館時間 午前9時 ~ 午後5時

休館日:6月1日~3月19日の毎週火曜日 (祝日の場合は翌日)
年末年始:1月 最終月曜日から3日間

電話:076-476-9300

ホタルイカ海上観光

漁

ホタルイカ漁を観光船から見る事が出来る、ホタルイカ海上観光、というのもおすすめです。

富山県屈指の漁獲量を誇る滑川漁港を、夜明け前に出港し、富山県ならではの定置網によるホタルイカ漁を観光船から見学します。幻想的にきらめくホタルイカの神秘の光や漁師たちの漁の様子等、普段見ることができない貴重な体験ができます。
開催日:4月1日~ 5月8日

その他の詳細はホームページをご覧ください。

ホタルイカのお土産まとめ

ホタルイカの沖漬け(人気No.1)

一夜干し

地元の声
おつまみにぴったりですよ!日持ちもよい!

ホタルイカの黒づくり

黒づくり

地元の声
黒づくりはごはんに合います。

ホタルイカのうま煮

ホタルイカの一夜干し

ボイルホタルイカの酢味噌かけ

こういったお土産が人気です。

是非富山での観光にてホタルイカのお土産の参考にしてくださいね。

旅館のおかずなどでよく出てくるので、参考になると思います。

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